『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する架空兵器 MS[モビルスーツ]の
プラモデルを略して『ガンプラ』といい
そのカテゴリーの一部がHGUCシリーズである。
このHGUCとは High Grade Universal Century [ハイグレードユニバーサルセンチュリー]の
頭文字の事である。
ガンプラ生誕20周年を記念して新たに立ち上げられたシリーズである。
それまでの1/144シリーズでHG[ハイグレード]シリーズと呼ばれるカテゴリーが存在してましたが、初期のガンダム4種を除いてはハイグレードと呼べるものが無かったように思えます。
その中で[機動戦士ガンダム第08MS小隊]に登場したB-3グフ[通称グフカスタム]が発売されました。
このキットは当時としてはそのスタイルの良さはさることながら、キットのパーツ分割がそれ以前のパターンとは違うところがあり作りやすさ可動領域塗装の便などが向上していました。このキットは傑作となりやがて誕生するHGUCシリーズの礎となる重要なキットの一つだと言っても決して言い過ぎではないと思います。
グフカスタムはめでたくHGUCにてキット化されました。
これに加えてMG等でもお馴染みのバンダイお得意の
『スナップフィット』『多色整形』技術を導入して
誰にでもお手軽に作れるガンプラになっている
こんなところでしょうか?
ラインナップとしては結構幅広くHGUCで初立体化される機体も
結構あったりして初期の頃は先の読めない展開にワクワクして
毎月ホビージャパン買ってました。
最近はリリース数が100を超えて完成度、ラインナップ数共に
充実してきて成熟期に入ったからでしょうか最初の頃の
ワクワク感が薄くなったような気がします
贅沢な事を言ってるとは思いますが
HGUCシリーズ大好きですんでこれからも頑張って下さいね
バンダイさん!
よく他のシリーズのMG[マスターグレード]シリーズと比較されてお手軽で簡単なプラモデルという表現がされている場合があるんですが、キチンとした完成形までもっていくにはそれと同様かキットによってはそれ以上のスキルが必要だったりします。
先ほどHGUCのサイズは1/144と書きましたが、この1/144サイズのガンプラとは実際の大きさにどれ位でしょうか?
MSによって設定サイズに違いがあるので一概には言えませんが、1年戦争時のMSだと大まかに18m位の設定なのでその1/144だとおおよそ12~13cmになります。
最大の大きさを誇るHGUCはシリーズNo.28のデンドロビウムで約1mになります。
ちなみにMGクラスだと1/100なので同じ換算だとおおよそ18cmになります。
大きさと同じでMSの設定サイズやギミック等でだいぶバラつきがあります、安いものは、ジム系の機体で800円程度からで高いものは大きさでも最大を誇ったデンドロビウムが29400円と幅がありますが、たいていのHGUCキットは1000円から2000円の間におさまる程度です。
同じキットを複数買いして小隊を組んだり、他のキットと組み合わせてバリエーション展開やオリジナルの機体を作ったりとアイデア次第でいろんな楽しみ方ができます。
これでHGUCが何となく分かったと思います。
それでは、実際にHGUCを作ってみませんか?
とりあえず用意するのはもちろんHGUCシリーズのキットとニッパーがあれば最低限の作業は出来ますよ!